家電業界のShopify活用事例を調べてみた

2021.03.08

今やECサイトを使ったビジネスを展開すれば、世界中に顧客を持てる時代。今後はますます、ECサイトを活用して事業を成長させることが重要になっていくでしょう。

そして今、ECサイトのプラットフォームとして注目が高まっているのが「Shopify(ショッピファイ)」。個人ストアでも大規模な事業でも、簡単にオンラインビジネスがはじめられるようにサポートしているサービスです。

今回はこのShopifyを活用している電化製品ビジネスの事例を紹介します。ブランドの魅力を伝え、購買意欲につなげるためのヒントがあるはずです。

Furbo(ファーボ)




まず紹介するのは、Tomofun株式会社が販売している「Furbo(ファーボ)」の事例です。Furboは留守番中の愛犬の様子を外出先から確認したり、話しかけたり、おやつをあげたりできるというもの。フルHDで160°ワイドアングル、4倍ズームなど最高品質のカメラ、そして高感度なマイクやスピーカーを搭載したペットカメラです。

獣医師やトレーナーなど専門家による協力のもと、犬特有の視覚や聴覚に合わせて最適な設計がされているこの商品。愛犬が吠えると、それを感知して飼い主のスマホに自動通知がくるため、何が起きたのかすぐに確認することもできます。愛犬の留守番が心配な人にとって、痒い所に手が届く商品といえるでしょう。

ブラックフライデーのセールでも成功を収めているこのFurboは、サイトがとても見やすいつくりになっています。Furboに見守られている犬の写真が豊富に使われているのはもちろんのこと、ユーザーの声や実際のFurbo使用動画も多数掲載されているため、どのような商品なのか具体的にイメージしやすくなっています。

ECサイトでは実際の商品を手に取って見られないことが購入のハードルになります。Shopifyならレビューアプリを活用してユーザーの声を販促に生かすことが可能です。

犬を愛する人の悩みを解決するために生まれたFurboは、2016年6月にアメリカのクラウドファンディングで約50万ドルを調達して評判になりました。3か月後には海を渡って日本にもやってきて、ペットというより家族として犬を大切にする日本人の心もつかんだのです。

愛犬家の潜在的な悩みに対して、高度な技術と具体的な使用イメージでアプローチするFurbo。豊富な機能をもつShopify活用が功を奏した事例といえるでしょう。

Tefal(ティファール)




次に紹介する事例は、調理家電やスチームアイロンなどを扱うフランス発のブランド、「Tefal(ティファール)」のオーストラリアにおける公式ECサイトです。

Shopifyではオンラインストアの外観と雰囲気のテンプレートである「テーマ」を決められます。それぞれのテーマにはスタイルやレイアウトがあり、その違いが購買体験の違いにもなるでしょう。

Tifalが使用しているテーマは「Warehouse」で、これは商品の数が多いストア向けのテーマ。まさしく、同じスチームアイロンでもいくつか型があるようなTefalの商品掲載に向いているテーマです。在庫状況を示すバーを表示できるため、サイトを訪れた人の購入意欲を高めることもできます。

さらにセールやディスカウント情報、おすすめ商品の宣伝も入れられるため、活気あふれる雰囲気をつくりたい家電ストアには、このテーマが相性抜群です。

逆にリラックスグッズやスパ商品などを販売するストアの場合は、ゆったりとしてラグジュアリーな雰囲気を出せるテーマを選ぶと効果的でしょう。

MIRAVAC(ミラヴァク)




最後に紹介する事例は、ロボット掃除機「MIRAVAC(ミラヴァク)」のオンラインストアです。MIRAVAC社はアメリカのカリフォルニア州、オンタリオを拠点とするブランド。その使命は、さまざまな機能をもつ究極の家庭用クリーニング機器でありながら、すっきりとしたデザインと魅力的な価格で商品を提供することです。

3D移動検出のGセンサーテクノロジーを利用したMIRAVACはエンジニアリングも高品質で、傾斜や障害物への対応など、ロボット掃除機に必要なものすべてを含む製品です。

その一方で、高度なモーターの働きによって吸引の際の騒音が大幅に低減されるという特徴も。お手頃価格なわりに充分な機能とモダンなデザインで、毎日気持ちよく過ごせるでしょう。

そんなMIRAVACが利用しているテーマは「Launch」です。これは商品の数が少ないストアに向いているテーマで、モデルが2種類のみであるMIRAVACに合っているといえるでしょう。また、スタイリッシュなモジュラー型のレイアウトも特徴的です。

Shopifyで購買心理に働きかける工夫を




Shopifyを導入してチャンスを生み出している家電製品ビジネスの事例をご紹介しました。Shopifyでは外観と雰囲気を左右するテンプレート「テーマ」を選べるため、プロダクトをどのように見せたいかを考えることが重要です。

自社ブランドにふさわしいテーマを決めたら、購買に至るまでの顧客心理もイメージしながら情報を発信する必要があります。ECサイト構築を通じて、潜在顧客との対話をしていくことになるでしょう。

Shopify Expert認定パートナーであるARCHETYP Commerceは、テーマのインストールやカスタマイズ、そしてオリジナルテーマの開発も承っております。興味がある方は、お気軽にお問い合わせください。